おすすめの本紹介1 『読むだけで面白い料理の本』
先日、本棚を買い足しました。
なにせ我が家は夫婦で趣味人なので、本棚はいくらあっても足りません。
しかし本棚の置き場も足りないので、また片付けが必要になったのでした。
置き場所がないくらいに本がある中でも、おすすめの本も少しずついくつか紹介していきます。
初回のテーマは、『読むだけで面白い料理の本』。
世界のサンドイッチ図鑑
タイトル通り、世界中のサンドイッチを集めた本です。
サンドイッチと聞くと、パン屋さんやコンビニで売ってるようなものが思い浮かぶ人が多いと思いますが、この本では『パンやその仲間と具を合わせたものなら何でもサンドイッチの仲間!』とみなしているので、バリエーション豊富。
また、筆者が全て作っているので、レシピが付いているのも面白いところです。
ジューシーなローストポークのサンドイッチ・あまーいヌテラのサンドイッチ・バケットにブルスケッタをたっぷり乗っけたオープンサンド……どれもすごく食べてみたくなります。
……なお、なぜか。なぜかですね?
『パンにバターを塗っただけ』『パンでパンを挟んだもの』『ポテトチップスを挟んだもの』など、日本人的には首を傾げるようなものが、世界中にあるんですよね????
歴メシ!世界の歴史料理をおいしく食べる & 英雄たちの食卓
某ゲームがきっかけとなってSNSで大ヒット・ブームになった『歴史や伝説の偉人たちが食べた料理』の本ですね。
ギルガメシュ王やソクラテス・皇帝カエサルにアレクサンドロス3世。名前だけでも「ああ!」となるビッグネーム揃い。歴史の教科書や色んなゲームで一度は聞いたことがある名前がズラリ。
リチャード3世のアスパラサラダとレオニダス一世のコピス、それからマリア・テレジアのスープは作ってみました。
どれもシンプルながらとても美味しかったです。
野菜は品種改良されていますから、当時と現代では質も味も違うでしょうけど、それでもロマンがありますよね。
エンキドゥが食べたというパンも作ってみたいんですが、病気でお酒がほとんど飲めないんですよね……伝説的にも、これは絶対ビールと合わせたいのになあ。
ズボラ人間の料理術
前2つは『見て楽しい』本でしたが、こちらはもっと実践的です。基本的には自炊する人向き。
大学生のときに手にして以来、私の料理のバイブルです(人によっては、だいぶ古い本のカテゴリに入るのかもしれませんが)
ズボラと言っても、単に料理の手を抜くというだけの話ではありません。『上手に』『合理的に』『考えて』手を抜くための考え方や指針の本です。
手を抜くことで美味しくなる、時間をかけないことで幸せになる、ほったらかしで空いた時間に別のことをする、いっそまとめて料理してしまう。
春巻の具を加熱せずに作る。ビーフンは水に漬ければこびりつかない。たけのこの皮は全部むいてから茹でちゃえ。
子供のお菓子をプレッシャーに思わなくてもいいよ。っていうか、切っただけのトマトだって美味しいんだからいいじゃない。
そんな、料理に対する肩の荷をおろせる一冊です。